2011年5月10日火曜日

#3 Meeting for Sichuan Province: Kyokaro, Yokohama (Feb 12)

Even your fingers get hurt by the spices.

今回の舞台は横浜中華街の四川料理の名店「京華樓」。中華街には中国各地の料理を扱う店が多いが、この店は四川料理に注力した営業をしている。
第3回にして初めての円卓。中華の定番だが、その始まりは実は目黒の雅叙園であることは意外に知られていない。

スパイスをこれでもか!!というほど纏ったスペアリブ。辛さの中からスペアリブの旨みが浮き出してくるが、再び辛さが勝ってくる。さすが四川。
アサヒビールが中華街仕様。粋なラベルに杯が進む。
「夫婦肺片」。四川料理の前菜と言えばこれ。四川省の成都市で郭氏と張氏の夫婦が牛タン、牛のレバー、牛の胃袋を調理して完成させたことから、この名がついたと言われる。唐辛子の中を泳ぐ、牛モツの食感がたまらない。
休息一下。辛さで疲れた舌を一休み。
泣く子も黙る四川料理の名菜「麻婆豆腐」。麻(マー)という痺れる辛味と辣(ラー)というヒリヒリと焼け付くような辛さのこれボレーション。それらをしっかり支えるスープとひき肉の旨み。うっ美味い。
〆は刀削麺。麺のメッカ山西省発祥の麺だが、ここでは四川風にアレンジ。讃岐うどんとも異なる独特のコシがやみつきになる。


京華樓を後にした一行の中華熱は未だ冷めない…。