2010年11月15日月曜日

第2回 於:山東料理 品芳斎! The 2nd Gathering at Hin Po Sai for Shandong Province! Great Success!

閑静な世田谷に佇む山東料理の隠れた名店、品芳斎。長時間にわたるネットサーフィンの上に辿りついた我々の第二の駅。


蒜泥蜇皮。ニンニクをふんだんに使用した山東スタイル。明日の仕事も気にせず箸がすすむ。

一同、前菜を熱烈に賞味中。
車海老の唐揚げ。「炸烹」という調理法ゆえの、揚げた車海老の香ばしさとやさしい味の餡との絡みが絶妙な逸品である。
家常鶏。「家庭風」と名を打ってはいるものの、焦げ目を付けて焼かれた鶏の香りが生かされた一品に仕上がっている。山東料理恐るべし。
山東料理について語るマネージャーのソウさん。山東料理は中国四大料理の一つ。西に山、東に海があり、産物に恵まれているため、あっさりした味付けが多いとのこと。確かに会の全員が「馴染みやすい」と感じる味付けであった。
で、今回も遅れて登場のメニュー。前菜3種を含む選び抜かれた山東料理の全10品。
五十六度の四文字に目が引き付けられる庶民の白酒「二鍋頭」。茅台酒や汾酒などの高級酒とは一味ちがうアルコールのストレートパンチを浴びせられたような味。カウンターパンチで会は白熱する。
豚肉の茄子包み揚げ。日本の天婦羅風の味だが、ニンニクのたっぷり効いたタレにつけるのが山東スタイル。脇に添えられたブロッコリーにほのかに辛味が効いていた点に調理人のこだわりが垣間見れる。
〆のデザートはリンゴの飴だき。「抜絲」と言う調理法で作られ、箸で持ち上げると糸が引き、それが長ければ長いほど長寿につながるという縁起の良い一品。冷水に浸してから食べることで、外の飴が冷やされてカリカリの食感となる。モーガンはどこまで伸ばせたのかな…。

2010年11月8日月曜日

Nov. 14, we will be back, and we will eat. おれたちが戻ってくる。そして食らう。11月14日第二回開催!!

Necchu Sho no Kai #2
Chinese Food Lovers in Tokyo #2

http://necchusho.blogspot.com/


Dear Usual Suspects,

With this political deadlock, China-Japan friendship through grass-rooted and stomach-oriented activities is the alpha and omega. Because once you become full, you don’t fight with others. The universal rule. Lions never chase gazelles when they are full.

On November 14, Sunday, Chinese Food Lovers will get together again. The next target will be Shandong Province.
Sorry for this notice without asking you the best date, but our president, Ebara Tomokazu, a manager for Ginza Aster (a prominent Chinese restaurant) cannot take weekend-offs so often. This is the only chance in November.

We are still negotiating with the candidate restaurants (there are only few Shandong food restaurants in Tokyo, again, we picked up a rather unique region….), but it should be at Hin Po Sai in Setagaya area.


http://www.r-two.jp/shopinfo.asp?shopid=1315



The restaurant/menu/course are still TBD but budget should be about 4,000JPY including drinks.

RSVP ASAP
(Inviting your friends would be very very welcomed but please let us know in advance since the restaurant would be small and limited seats there!)

2010年10月9日土曜日

次回は山東省に決定!The next gathering; focused on Shangdong Province!!

一筆書きだと、いつまでたっても四川料理系統から抜け出せないので、中国の地図にペンを投げるというダーツ形式で、次回は山東省と決定!
http://ja.wikipedia.org/wiki/山東省

山東編に向けて(文章:会長エバラ)

 よく中国四大料理として、北京料理、上海料理、四川料理、広東料理が挙げられるが、山東菜(魯菜)、江蘇菜(蘇菜)、四川菜(川菜)、広東菜(粤菜)が正式であり、山東料理は中国四大料理の一角を成している。

 四大料理に共通するのが大河と共にあるという点。山東は黄河、江蘇・四川は長江の下流と上流、広東は珠江に面している。河は水産物を生むだけでなく、穀物を実らせ、また運河として用いられることにより、商人・お金が集まることで食文化が発達したのであろう。

 味付けに関しては四者四様だが、山東料理だけ他の三者と異なるあり方をしている点がある。それは山東料理だけが粉食文化圏の料理だという点だ。是非次回の熱中賞の会~山東編~では粒食文化圏である日本の料理では味わえない粉の妙技を青島ビールと共に味わいつくしたい。

the inaugural gala was great success!!!

前菜の盛り合せ。牛の第2の胃であるハチノスが乙。その食感を残しつつ、嫌な味が一つもしない。このまま逃げ切りかと思われるようなスタートダッシュで幕を開けた熱中賞の会~雲南編~(文章:会長エバラ/写真:副会長ノリタケ)
そうそう、こいつが本日のメニュー。シェフ王氏が我ら熱中賞の会のために組んでくれた全11品。胸の高鳴りは中国のバス内をこだまする携帯音並だ。

食べる、喋る、食べる…。とにかく楽しくやるのが中華料理を食べる時のマナーだ(と私は信じている。)。


薬膳汽鍋鶏。トンガリの鍋が汽鍋と言い、トンガリ部分を通って上がってきた水蒸気が蓋にあたり、スープとして汽鍋内に溜まるという仕組み。澄んだスープの中に鶏の滋味が溶け出している。

雲南について熱く語る王氏。聞き入る人、無視して食べ続ける人、喋る人…この適当さが熱中賞の会の魅力。そしてさらに適当なのが王氏。実は黒龍江省出身(でも、もともと家族は雲南省とのこと)。
白玉芙蓉蝦。卵白の白を芙蓉の花の白さに例えた料理。やさしい餡の中から現れる蝦のぷりぷりした食感が何とも言えない。

大理回族涼拌羊肉。唐辛子を纏った羊肉。辛くて味が分からないなどと表現する人をしばしば見かけるが、この料理はその逆。辛さの中から羊肉の味わいが立ってくる感じ。雲南省が四川省に隣接していることを伺わせる一品だ。


千張肉。雲南省の省都、昆明を代表する料理。まるで千枚も張ってあるかのように薄くスライスされた豚ばら肉が漬け菜を包み込んでいる。肉そのものより、肉の旨みを吸った漬け菜が美味だ。

老婆洋芋。中国語の老婆は日本語のそれと異なり、「カミさん」的な妻を指す口語。その名の通り家庭を思わせるような素朴な味だ。

メニューに「?」とあった調理長お勧めの野菜料理。あえてノーコメント。


鱸魚雲南煮。直訳すると「スズキの雲南風煮つけ」だが、スズキ目のタイが用いられていた。

盛り上がりが最高潮に達したところで、六和液で乾杯。中国10大銘酒の一つに数えられる五糧液を作る酒造が製造する濃香型に分類される白酒(蒸留酒)だ。カーッと喉に焼け付くようなアルコールと穀物の甘味、エステル香がたまらない。


2010年10月5日火曜日

The first kick-off extravaganza 雲南省 過橋米線

記念すべき第一回の出発点は、一筆書きで後に困らぬよう、南に突き出た雲南省に焦点を当てます。雲南省は過橋米線という米麺料理をはじめ、キノコ類、雲南ハム、薬膳などで知られます。プーアル茶でも有名ですね。

The first kick-off extravaganza will be this Friday, October 8. Our first admiration goes to the southwest Yunnan Province, known for "過橋米線," or Cross Bridge Rice Noodles.
http://en.wikipedia.org/wiki/Yunnan

http://www.kakyoubeisen.com/
(6-5-11, Sotokanda, Chiyoda-ku, Tokyo)